小さな子供のあせも対策とケア
投稿 2016/6/29 更新 2017/3/06
子供のあせもに悩まされる人はわりと多いのではないでしょうか?
わが家の息子も例外ではなく、汗っかきな私の体質と、母親からはデリケートな肌を受け継いでいるようで、毎年あせもに悩まされます。
いままで試行錯誤・工夫してきたうちのあせも対応を紹介したいと思います。
Contents
わが家のあせも対策はこの3つ!
- マメなシャワー
- こまめな着替え
- 肌の保湿
1. マメなシャワー
汗が原因であせもになるのであるから、やはり汗は流してあげた方が良いですね。わが家では、昼間遊んで汗をたくさんかいて帰ってきた後や、寝汗をたっぷりかいた翌朝などに、可能であればシャワーを浴びさせて汗を流すようにしています。その際、お湯の温度はほどほどで。あまり熱くても後で汗をかきますし、ぬるすぎては風邪を引いてしまうかも知れないので。また、石けんの類いは使わないようにしています。石けんの使い過ぎは肌を痛める要因になるため、夜の入浴時だけにしています。
2. こまめな着替え
余計に汗をかきそうな気もしないではないですが、暖かい日でも必ず肌着をつけさせています。そして、たくさん汗をかいた後は、体の汗を拭いて下着を交換します。やはり下着が汗を吸い取ってくれるので、腰回りまで流れ落ちてたまり、そこがひどいあせもになるというような事は少ない気がします。
3. 肌の保湿
最近、夜の入浴後にはボディローションを全身(首周りからひざぐらいまででしょうか)に塗り、肌が乾燥しないようにしています。子供の肌は乾燥気味になりがちだそうで、肌の保湿をすることでトラブルに強くなると言われます。わが家の息子も最近よく「かゆい」と訴えるようになって来たため、肌の保湿を心がけるようにしたところ、あせもにもなりにくくなってきたようです。ちなみに、うちでは桃の葉ローションを使っています。
あせもがひどくなってしまったら
あせもがひどくなってしまった場合、よく市販のステロイド剤(外用薬)を使ってみて、1週間とか、ある程度の期間様子をみても直らなかったら病院で診てもらう事が勧められていると思います。
確かにそれで大丈夫なケースも多いのだとは思いますが、肌に特に気を使うお子さんの場合、私は早めの受診を勧めたいと思います。うちの息子の経験ですが、あせも(もしくはおむつカブレ)から始まり、皮膚科を受診していたにも関わらず背中一面がひどい事になってしまった事がありました。
ちょっとこれはおかしいな、とか、なかなか良くならないと感じるような場合は、迷わず病院へ行き、原因がわからなければ複数の病院にかかってみるなどを考えてみた方がよろしいかと思います。わが家の場合も、最初にかかっていた病院ではひどくなる一方だったのが、別な病院に変えてみた所、徐々に良くなったという事がありました。
あせもの種類と原因(概要)
子供のあせも対策を考えるためにいろいろ調べ、3種類あることを知りましたので、概略をまとめました。
- 水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)
- 紅色汗疹(こうしょくかんしん)
- 深在性汗疹(しんざいせいかんしん)
一般的によく言われる「あせも」は、赤みを帯びる「紅色汗疹」だそうです。
1. 水晶様汗疹
皮膚の表面に出来る数mmくらいの透明または白っぽい水ぶくれで、紅色汗疹のようなかゆみや痛みは伴わない。汗腺から分泌された汗が、角質で塞がれた出口(汗孔)から外に出れずにたまり、水ぶくれのようになる。特別な治療なしでも数日で消える。
お風呂に入った時に、子供の体を洗ってやっていると、すべすべの肌に所々小さなポツポツを感じる時があります。見た目は何でもなく、お風呂から上がり、汗が引くとほとんど分からなくなるので、あれも汗が溜まって一時的にポツポツになっているのかも知れませんね。
2. 紅色汗疹
皮膚の表面に赤い小さなブツブツが出来てかゆみを伴う、炎症の起きている湿疹のこと。汗腺から大量に出た汗のせいで汗管が詰まって通りづらくなり、汗が滞留した汗管の周りが炎症を起こして赤いブツブツになる。
汗管の先端(皮膚表面)に汗が溜まるのが水晶様汗疹、中ほどに溜まるのが紅色汗疹という事ですね。
3. 深在性汗疹
皮膚の下層や真皮といった深い所で汗腺が詰まり湿疹となる。汗がかけなくなるため熱中症、全身倦怠感、めまいなどの全身症状になる事が多い。長時間繰り返し高温にさらされる場合に発症しやすいと言われるため、熱帯地方に多く、日本ではあまり見られない。紅色汗疹を放置して症状が悪化し、深在性汗疹に至る時もあるので注意が必要。
まとめ
あせもは基本的には予防が大事という事ですね。私も忙しい中ついついおろそかにしがちでしたが、まだ自分で自分の面倒を見ることが出来ない小さな子供の事です。しっかりとケアしてあげたいですね。
私自身も、私の汗っかき体質を受け継いだ息子のために、しっかりとケアしてあげたいと思います。
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