トイレトレーニングの過程と考察(わが家の方法とコツなど)

投稿 2016/8/02 更新 2017/3/06

子育ての中で、なかなかうまく行かずに悩み、苦労する事の1つとして、おむつ外し~トイレトレーニングがあるかと思います。うちの子供は、ようやくオムツ外しも終えてパンツ生活になり、パンツでの遠出も出来るようになってきました。しかし、わが家も例外ではなく、紆余曲折を経て今に至っています。

自分の経験を踏まえた、オムツ外し開始からトイレトレーニング終了までの過程とポイントや、今後必要になるであろう事柄などを整理してみました。

トレーニングの過程

現在までの子育て経験から考える、オムツ外しからトイレトレーニングの工程は次のような感じになるかと思います。

  1. おしっこやうんちが出た事を認識させる
  2. おしっこやうんちが出る感覚を覚えさせる
  3. トイレに行く事に慣れさせる
  4. 自分からトイレに行けるようにする
  5. トイレに行くべきタイミングを教える
  6. おしっこの仕方を教える
  7. うんちの仕方を教える
  8. 和式トイレの使い方を教える

順番にそれぞれ簡単に説明します。

1. おしっこやうんちが出た事を認識させる

 まずは、おしっこやうんちが出た事を分かってもらわなくてはなりません。それまでは好きな時に(というか意識せずに)オムツにしていれば良かった訳ですが、トイレに行く必要性を学習してもらうための第一歩として、出た事を認識してもらいます。

わが家では、いきなり普通のパンツをはかせて、漏らすに任せてみました。一応、トライする時期は考慮して、春暖かくなってから、GWにやり始めました。頻繁に濡れて着替える必要があるでしょうし、一人で面倒を見るのは大変そうだったので、夫婦そろってトレーニングが出来るように、という意図です。

1週間程で、8割がた成功かな?、というレベルまではこぎ着ける事が出来たと思います。その後色々あってオムツ生活に戻ってしまいましたが、一気に集中してオムツ外しをして成功させるのは可能だと思いますし、そういう方法がオススメです。うちのように長丁場になると、親も疲れます。

2. おしっこやうんちが出る感覚を覚えさせる

おしっこやうんちが出る事を認識してくれたら、次は出る感覚を覚えてもらいます。オムツ外し中は、時々トイレに誘って用を足す事をさせるにしても、自主的にトイレに行ってくれるようにしていかなくてはなりません。

そのためには、出る感覚を覚えてもらう必要があります。私は、ちんちんがむにゅむにゅしたらおしっこが出る合図だと、とか、お腹が痛くなって来たらうんちが出る合図だよ、といった具合に、普通と違うサインを何度も教えるという方法をとりました。

3. トイレに行く事に慣れさせる

自分の子供時代を思い出しても、トイレはあまり楽しい場所ではありません。昔は汲取式も多かったので、むしろ怖い場所でした。特に夜に大きい方をするのは怖くて、親にトイレの扉の外で待っていてもらったものです。

今はトレイも非常に綺麗になったと思いますが、子供はなかなかトイレに行ってくれないと思います。オムツ外しの時は、リビングなどにおまるを置いて、そこで用を足すのを覚えさせ、慣れて来てからトイレに連れて行くというのも良いのではないかと思います。

わが家は、嫁さんがおまるを嫌がったので、トイレでしてくれるようになるまでやや苦労しました。

4. 自分からトイレに行けるようにする

前項からの延長で、自分でおしっこやうんちが出そうだぞと認識し、トイレに行けるようにしていきます。最初から完全に自分で行けるようにはなりませんので、子供の様子を見ておかしそうな時は、おしっこかい?、とかうんちじゃないの?、といった具合に声をかけてやり、トイレに連れて行ってあげるのが良いと思います。

2項で書いたように、出る感覚を教えてつつトイレに連れて行ってあげて、トイレで用を足す事が出来るようになってくれば、自然と自分からトイレに行けるようになって来ます。

5. トイレに行くべきタイミングを教える

出そうな気がしなくても、トイレに行っておいて欲しい時ってありますよね。外出前とか、長く乗り物に乗る前とか。これは子供の性格にもよるかと思いますが、わが家では今でもまだ少々苦労する時があります。

今もそうしていますが、これは根気よく教えるしかないかと思います。急いでいる時などは、トイレに連れて行こうとしても「出ない」と嫌がってぐずられたりすると、イライラはしますが。

6. おしっこの仕方を教える

これは男の子限定のお話ですが、立っておしっこをする事も教えなければなりません。今は家庭のトイレも洋式の便器が1つというスタイルが多いと思います。わが家でも、オムツ外し以降、家ではおしっこをするのも補助便座を利用して座ってさせてきました。

外でトイレに行く時は、立ってしてもらった方が楽なのですが、いざそうしようとしたら、座ってしたいと言われて困ってしまった事があります。

それ以来、立っておしっこをする事も意識して教えて来ています。少しずつ嫌がらなくなって来ましたが、早いうちから教えた方が良さそうだと思った事の1つです。

7. うんちの仕方を教える

ここからは今後の話ですが、具体的にはおしりの拭き方をどうやって教えれば良いのだろうと考えています。トイレでうんちが出来るようになってようやく4ヶ月ぐらいなので、まだおしりは親が拭いてあげています(今は、トイレに流せるおしり拭きもあって便利ですね)。これを、小学校に入る前には自分でおしりを拭けるようにして上げなくてはならない事に、最近気づきました(笑

もう少ししたら、おしりも自分で拭かせるトレーニングを始めたいと思っています。どういう方法でやろうか考えている訳ですが、模擬的に私が自分のおしりを拭いている所を見せてやるのが手っ取り早いのかな?、とか思っています。

8. 和式トイレの使い方を教える

これも前項と並んで、小学校に入る前に教えなければならない事だと思っています。洋式のトイレが普及してから、和式のトイレを使えない子供が増えていると耳にした事があります。自宅のトイレも洋式であれば、和式で用を足す機会というのは外出して和式トイレしか無い時ぐらいですから、トレーニングも難しいですよね。

良く行く場所で和式トイレを探し、一度使わせてみたいと思っています。

まとめ

まだトレーニングの途上、かつ全体的なお話としてまとめてみたので、それぞれの具体的な内容までは書けていませんが、如何でしたでしょうか? 次回から、1工程ずつもう少し詳しく書いてみたいと思いますが、親の根気の要るトレーニングですね。

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